動物の健康管理

上野動物園のジャイアントパンダの赤ちゃん香香(シャンシャン)が大人気ですね。

動物園の動物は、どんどん長生きするようになってきているそうです。

それはダイエットの成功によるもので、動物園の飼育係は動物たちの体重の増減に細心の注意を払っていて、健康管理が行き届いているのです。

動物園ではエサはが与えられるので体を動かして自分で手に入れる必要がなく、そのため運動不足になったり食べ過ぎてしまったりして肥満になりがちで、心筋梗塞や通風といった生活習慣病にかかる動物もいました。

太り過ぎは短命の原因となってしまうので食餌制限がされていて、動物園の動物の多くは、必要な栄養素をバランスよく摂取することのできる人口飼料ペレットが主食として与えられています。

また、カロリー高めのバナナやピーナッツは与えられず、野菜を多く与えられている動物もいます。

ダイエットのため適度な運動も必要なので、動物が体を動かし自分でエサを探すように、エサを草むらにまくなどの工夫がなされています。

飼育係たちは各動物の体重を毎日測定したり、体の肉づきを観察したりなどの方法で体重の増減に気を配り、動物が太り過ぎないように注意を払っているのです。

動物と植物の境界

単純に思いついた範囲で動物と植物を比べてみると、当たり前のように両者は異なっていて別の生物グループのものだと納得します。

たとえば犬とタンポポの花を比べてみた場合、似ているところが見つからないほどです。

しかし、動植物の研究が深まり、特に下等動物の性質などが明らかになってきて、動物と植物をはっきり区別することが難しくなったようです。

たとえば、「動物は体を動かすことができるが植物は体を動かすことができない」「動物は下界からの刺激を感受するが植物には感覚がない」という違いがありますが、ミドリムシなどの藻類は活発に運動をします。

オジギソウや食虫植物にも運動や感覚などがみられます。

また、「動物はほかの生物を捕食して栄養をとるのに対し植物は光合成をおこない独立栄養の生活をする」という違いに関しても、菌類は葉緑体を持たず従属栄養の生活をします。

「植物は外形が一定せずに開放的に成長する」のに海綿やサンゴは開放的に成長しますし、「植物細胞は厚いセルロースの細胞壁をもつ」のにミドリムシなど細胞壁をもたない藻類もいます。

じつは動物と植物の境界はあいまいで、動物なのか植物なのか区別がつきにくい生物も多いのです。

東洋医学と西洋医学

病気を治す方法として東洋医学と西洋医学がありますが、どちらも民間療法が基本なので、もともとは同じように経験医学だったと考えられます。

しかし両者の性質は大きく異なっていき、東洋医学は経験を集大成する方向で、西洋医学は近代科学の成立とともに組織病理学や細胞病理学へ方向転換することとなりました。

東洋医学が哲学的で内科的、体質改善的、内因重視の対証的側面を強く持ち、天然生薬を用いるのに対して、西洋医学は科学的、外科的、外因重視の対症的側面が強く、化学合成薬品を主に使うといったように違ってきたのです。

マクロの東洋、ミクロの西洋といわれるように、東洋医学が病気を総合的にとらえて症状に応じた治療法をおこなっていくのに対して、西洋医学は病理学的な分析のもと病気の原因が判明し決着がつくまで治療法を大きく変えません。

東洋医学というのは中国医学のことで、漢の時代に基礎が完成した医学なので日本では漢方と呼ばれます。

日本は中国と縁が深かったため東洋医学が主流となっていましたが、明治以降は西洋医学が主に用いられるようになり、漢方は非科学的だとされました。

しかし、東洋医学と西洋医学どちらにも一長一短があるので、使い分けていくのがよさそうです。

東本願寺と西本願寺

本願寺というと全国各地に同名の寺院が存在しますが、ふつう浄土真宗の本山である本願寺を指します。

京都駅を出て真っすぐ北に向かったところに東本願寺があり、さらに東本願寺から200~300メートル西へ行くと西本願寺があります。

浄土真宗の開祖である親鸞聖人を末娘・覚信尼が創設したのが本願寺の始まりで、当初の本願寺は、現在のように東と西に分かれておらず1つの本願寺でした。

最初は信徒があまり多くなかった浄土真宗本願寺の教団ですが、第8世の蓮如の時代に大きく発展し、布教と末寺や門徒の組織化が積極的に行なわれました。

それがやがて各地で一向一揆を起こすほどになり、本願寺は各地に移されます。

1591(大正19)年、本願寺は京都に帰ってきて、第12世の教如は弟の准如に本願寺を譲ることになります。

これが西本願寺です。

1602(慶長7)年に徳川家康から寺地を寄進された教如は、その地に本願寺を別に建て本拠とします。

そして、東と西に2つの本願寺が分立したのです。

じつは、本願寺の分立は本願寺の勢力が巨大化するのを恐れた家康の巧妙な策略だったといいます。

分立はしたものの開祖が同じなので教えに違いはありませんが、行政機構名や建物の呼び名、建物の配置は異なります。

冬ソナの経済効果

今でも韓流は根強い人気ですが、かつて韓流ブームの火付け役となったのはペ・ヨンジュンとチェ・ジウ出演の韓国ドラマ「冬のソナタ」です。

韓国のテレビでは2002年に、日本のテレビでは2004年に放送され大ブームとなりました。

冬ソナがきっかけで韓国を訪れた日本人は2004年4月から10月までに18万人以上で、おかげで韓国の観光収入は299.5億円(3328億ウォン)もアップしたといわれます。

韓国への経済効果は1兆1906憶ウォン、日本への経済効果は1225億円にもなったそうで、これだけの経済効果をもたらしたドラマはありませんでした。

2002年に開催された日韓ワールドカップと比較してみると、ワールドカップの経済効果は約5000億円で冬ソナはその4分の1にもなり、ワールドカップのほうは5年間の経済効果なのに対し冬ソナはもっと短い期間です。

冬ソナブームを引き起こしたのは、おもに30~50代の主婦といわれ、ペ・ヨンジョンは微笑みの貴公子のニックネームで親しまれました。

彼女たちは冬ソナのDVDを見るためにAV機器を購入し、DVDや写真集を買い、韓国のロケ地めぐりツアーに参加し、ヨン様のグッズやヨン様が出演したCMの商品を買うなどし、これにより莫大な経済効果がもたらされたのです。